誰そ彼 渡る舟 -たそがれ-

越後伝衛門,下越

誰そ彼 渡る舟 たそがれ

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かれ わたふね -たそがれ-

・分類:非公開

・画像
(参照:新潟 長谷川屋)

商品説明・特徴など

(参照:株式会社越後伝衛門)

▼テイスティングコメント
常温にて
上立ち香:穏やかながらブドウの香り、白百合
含み:デキストリンを含んだテクスチャ。入口はやや甘を含んだ酸と渋。奥から白玉粉と新緑
含み香:乏しい
中盤域:中程度の奥行、立体感うすい。コメ由来のミネラリーあり、硬いタッチ、コメの力強さ
終盤域:乳酸ニュアンス
余韻域:飲み続けていくとジワジワと渋が舌にくる

▼ラベルと名前の由来
「渡舟(6号)」という酒米やその来歴から、まず連想したのが「ノアの箱舟(創世記6章~)」でした。
40日に渡る航海(醪日数と似ている!)によって大災害を逃れたという流れを追い、オリーブをくわえた鳩、荒波(大洪水)などをモチーフに、今回も同い年の切り絵作家、下村優介さんにお願いしました。マストには全ラベルに共通のヴェシカパイシスを入れてもらいました。
渡舟は正体不明の酒米として有名であり、一説には九州から来た雄町だろうと云われていますが(命名は「舟を渡ってきたこと」に由来すると云われています)、触った感じ、やはり雄町とは別物の印象を受けました。
とにかくコメがでかい笑。50%磨いてもデカい!で、麹が作りにくい!いうことを聞かない、苦労した米です。
この「正体不明」や「未知」「謎めいた」感じを、誰そ彼(たそかれ、「黄昏」の語源です)として表現しました。
黄昏はまた、ひとつの盛りが過ぎた、などネガティブな意味も含みますが、そこを「渡って=乗り越えて」いく舟を描くことで、再挑戦、新天地、心機一転、などポジティブへの好転を期待して名付けました。
また、陽が落ちる(黄昏時になる)時間の経過をグラデーションで表現することにより、「熟成」を暗示するようにしています。
当初、渡舟は熟成させてから出す計画でした。なんとなく、そんな印象を受けていたためです。 意外にも早出しできるコメ(味)だったので、寝かす用と早出し用とを作ろうと思っています。
当然ながら、上述のノアの箱舟(長い時間の航海)とも掛かっています。結果、長ったらしい名前になり申し訳ないのですが、通称「たそがれ」あるいは(そのまま)「わたりぶね」として親しんでいただけましたら幸いです。
これからの門出や新天地に向けて、あるいは困難に立ち向かう際の景気付けとしてもご活用いただけましたら幸いです。

地区:下越
販売時期:通年販売
精米歩合:
原料米:渡船6号
アルコール度:16度
日本酒度:
酸度:

蔵元情報

・蔵元名:株式会社越後伝衛門
・代表銘柄:純米吟醸 伝衛門(じゅんまいぎんじょう でんえもん)
・住所:新潟県新潟市内島見101-1
・創業:西暦1996年
・蔵元からのPR:個性ある香り、味を持ち、既成概念にとらわれない日本酒を醸す酒蔵を目指しています。

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誰そ彼 渡る舟 -たそがれ-の飲み方まとめ

「雪冷え」 5℃
「花冷え」 10℃
「涼冷え」 15℃
「冷や」  20℃
「日向燗」 30℃
「人肌燗」 35℃
「ぬる燗」 40℃
「上燗」  45℃
「熱燗」  50℃
「飛び切り燗」 55℃

『誰そ彼 渡る舟 -たそがれ-』は、やや甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。