ヒメノイ Ishoni -一緒に- イショニ
口コミ・レビュー
ヒメノイ Ishoni –一緒に- イショニ
・分類 純米酒 原酒
・画像
(参照:石塚酒造株式会社)
商品説明・特徴など
(参照:石塚酒造株式会社)
甘いけどドライな食事と一緒に楽しみやすい日本酒です。もち米四段の甘み×白麹酒母からくるドライ感=食事に一緒に楽しんでもらいたいイショニです。少しバナナっぽい香りもあります。
炭ろ過なのしの原酒(AL15%)です。
「イショニ」は「一緒に」を外国語っぽく聞こえるようにしたものです。
①白麹酒母とは?・・・酒母仕込とはもろみにする前に小さなタンクで酵母をたくさん培養する工程の事です。
通常の酒母造りでは、酵母のみを純粋に培養する必要がある為、醸造乳酸を添加して酵母以外の菌の生育を抑制します。白麹酒母では醸造用乳酸の代わりに白麹によって得られるクエン酸により酵母以外の菌の生育を抑制します。
生モト造りなども醸造用乳酸を添加しない方法で酒母を造りますが、石塚酒造ではそれ以外で、乳酸を添加せずに作れる酒母はないかということで白麹酒母にしました。
②もろみの管理・・・もろみを仕込む前まではとにかく醸造用乳酸を添加しない酒母が出来れば良いかなくらいの気持ちでしたが、実際にもろみにしてみるとほんのわずかしか入れていない白麹が全体の味わいをシャープにまとめている感じがしたので、最終的なアルコール度数が15%位になるように設定し甘くてもキレのある食事と合わせやすいお酒ができるようにもろみの管理にしました。
麹全体の量からすると白麹にした部分はほんの10%程度ですが、レモンを少し水に入れると一気に引き締まるように、わずかではありますが白麹のクエン酸が良い働きをしてくれているのだと思います。
温度管理は、最高温度を10℃程にしてできるだけきれいな味わいになることを心がけると共に、もろみ終盤で少しづつ追い水をすることでアルコール15%の原酒でも味わいが薄ぺっらくならないようにしています。もちろん石塚酒造の伝統である、もち米四段仕込(※)もしているので、もち米の芳醇さもあります。
※仕込の最後に総米の7%程を投入してしっかり甘みとコクをつける方法。石塚酒造のお酒のほとんどはこの製法で造っています。しっかり甘みとコクも出ながら後味がすっきりとするお酒になるような感じがします。
日本酒はもともと食事と一緒に飲むモノだったと思います。なので食事と合わせるには辛口のすっきりしたお酒が好まれるのだと思いますが、甘めな原酒でも後味のキレをよくすることで食事と合わせやすいお酒を目指しました。何と合うか試しながら楽しんで飲んで貰えればうれしいです。個人的には鶏肉のトマト煮込みとかあうかなと思います。
地区:中越
販売時期:秋季
精米歩合:65%
原料米:五百万石・モチ米
アルコール度:15度
日本酒度:-3
酸度:2.1
蔵元情報
・蔵元名:石塚酒造株式会社
・代表銘柄:姫の井(ひめのい)
・住所:新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2
・創業:西暦1912年
・蔵元からのPR:四段目にモチ米を使った、数少ない製法を続けています。だから、端麗辛口だけではなく、コクと旨味がある酒に仕上がっています。
蔵元おすすめ商品
蔵一番の人気酒。もち米四段仕込みの無ろ過生原酒で、もち米の旨味たっぷりの濃厚な風味と新酒ならではのフレッシュな香りが楽しめる。冬の寒い時期に仕込み、2月の上旬頃にできあがる。
アルコール度数19.5%、飲み頃温度10℃以下がお勧め。
地元高柳産の五百万石を使用し雑味のない透き通った味わいに仕上がっている。ラベルも高柳特産の門出和紙を使用し、できる限り地元産にこだわったお酒。
女性蔵元ならではの女性目線でデザインした商品。「山田錦」を40%まで磨き、時間と手間をかけ丹精込めて造り上げた。フルーティーで上品な香り、すっきりした味わいで、ワイングラスでおしゃれに飲みたいお酒。
感謝の気持ちを込めてちょっとしたプレゼントにもいい。
ヒメノイ Ishoni -一緒に- イショニの飲み方まとめ
「雪冷え」 5℃ | ◎ |
「花冷え」 10℃ | ◎ |
「涼冷え」 15℃ | ◎ |
「冷や」 20℃ | ◎ |
「日向燗」 30℃ | |
「人肌燗」 35℃ | |
「ぬる燗」 40℃ | |
「上燗」 45℃ | |
「熱燗」 50℃ | |
「飛び切り燗」 55℃ |
『ヒメノイ Ishoni -一緒に- イショニ』は、甘口のお酒です。
冷やして飲むのがおすすめです。