「生貯蔵酒」とは?
生貯蔵酒の味わいは?特徴を教えます
生貯蔵酒とは生酒の状態で貯蔵し、出荷前に一度火入れを行うお酒です。生酒のようなフレッシュな味わいを残しながら、一度火入れすることで生酒と比べて劣化しにくい酒質を持ちます。しかし、二回火入れのお酒よりは変化が早いため、冷蔵保存がおすすめです。
生貯蔵酒の保存・保管方法を知らないと確実に損します
生酒と比べて品質は劣化しにくいですが、二回火入れのお酒よりは変化が早いため、冷蔵保存がおすすめです。日光や照明などの紫外線にさらされないように新聞紙を巻いたり、化粧箱に入れて保存してください。冷蔵庫の照明を落とすのも効果的です。
また、また、開栓前/開栓後に限らず酒瓶を寝かせてしまうと、お酒が空気に触れる面積が大きくなってしまうほか、容器のキャップが痛む可能性もあるので、酒瓶は立てて保存してください。
生貯蔵酒の度数はこちら!度数によっても味わいは違います
おおよそ15~16度のことが多いですが、スッキリとしたスイスイ飲める生貯蔵酒の場合は10度前後の場合もあります。
アルコール度数が高いほど飲み口がずっしりとした重めのお酒になる傾向があります。
アルコール度数が低いお酒は甘味が際立ちさっぱりとした軽めの飲み口になる傾向があります。
生貯蔵酒の賞味期限はいつまで?開封後は?気になる期限を教えます
生貯蔵酒に賞味期限はありません。理由として、比較的度数の高いアルコールが含まれていることが挙げられます。
アルコールの殺菌作用により、未開封の状態であれば腐敗のおそれがほとんどありません。そのため、食品表示法により賞味期限の表示が免除されています。
ラベルに表示された日付は『製造年月』になります。賞味期限の代わりに製造年月の表示が義務付けられているためです。
この製造年月とはお酒が絞られた日付を示すのではなく、濾過や火入れなどの工程ののち、パック詰めや瓶詰めされた日付を指しています。
生貯蔵酒を美味しく頂ける目安は、適切な保存をした場合に限り製造日からおよそ9カ月です。(開栓前)
開栓後のお酒は酸化が進むため、香りや味わいに変化なく楽しめる期間は限られています。少なくとも1週間程度で飲みきるのが望ましいです。