「冷酒」とは?
日本酒は一般的に、温度が下がるほどに香りが抑えられ、甘味や旨味、雑味を感じにくくなり、酸味が際立つスッキリとクリアな味わいになります。
もともと香りや味わいの強いお酒であれば、冷やすことによって香りが落ち着き、バランスの取れた味わいになります。
しかし、冷やし過ぎてしまうとそのお酒の持つ個性が失われ、面白みに欠けたものになってしまう可能性もあります。
日本酒を冷やす際には、主に冷蔵庫や流水、冷凍庫が使われますが、冷やし過ぎを防ぐため、あらかじめ時間を決めておくなどといった工夫が必要です。
さっぱりと日本酒を楽しみたいときや、香りや甘味の強い吟醸酒などに適した飲み方です。
冷酒用のオシャレなグラスを紹介します!
日本酒の器は陶器や漆器、錫や銅にガラスなど様々な素材が使われています。
冷酒用ならガラスの容器がおすすめ。見た目も涼やかでお酒をより一層楽しめます。
東洋佐々木ガラス 招福杯 富士見松竹梅 杯3種揃え
津軽びいどろ NEBUTA
島津薩摩切子 冷酒グラス cut1
冷酒に使われる「徳利」と「お猪口」のおすすめを紹介します
東洋佐々木ガラス 江戸硝子 八千代窯 徳利
彫刻 夢柄子鉄線紋 酒器三点揃
冷酒のおすすめ温度は何度くらい?
おおよそ5℃~15℃の日本酒が冷酒に分類されます。「雪冷え」「花冷え」「涼冷え」がこれにあたります。
冷酒に合う料理を紹介します
甘口の冷酒にはお酒の甘みに負けずにかつお酒の風味を損なわない料理が良く合います。
お魚であればマグロのトロやサーモン、お肉であれば塩コショウで味付けした焼肉や角煮などがおすすめ。
コクや旨味の強いお酒なら、煮付け・煮物やクリームシチューなどのしっかりとした味付けの料理との相性も抜群です。
辛口の冷酒にはさっぱりとしたシンプルな味付けの料理が合います。
白身魚やイカのお刺身や冷ややっこなどがおすすめです。
キレのあるお酒なら茶碗蒸しや鮎の塩焼き、鶏のから揚げなどのこってりとした味付けの料理もおすすめです。
冷酒の正しい保存方法は?コレしかありません
冷酒は冷蔵保存が基本です。日光や照明などの紫外線にさらされないように新聞紙を巻いたり、化粧箱に入れて保存してください。冷蔵庫の照明を落とすのも効果的です。
また、開栓前/開栓後に限らず酒瓶を寝かせてしまうと、お酒が空気に触れる面積が大きくなってしまうほか、容器のキャップが痛む可能性もあるので、酒瓶は立てて保存してください。