妙高酒造 新潟県上越市
妙高酒造の概要
妙高酒造株式会社は、新潟県上越市の酒蔵です。
代表的な銘柄は『妙高山』です。
妙高酒造の歴史
「上越に、その人あり」
酒造りのすべてを取り仕切る杜氏。妙高酒造で杜氏の役割を担っているのが「上越に、その人あり」と称される平田正行です。
新潟県内に在住し、きわめて優れた卓越技能者に認定される「にいがたの名工」、技能検定制度の特級・1級又は単一等級の試験に合格した技能士で、20年以上の実務経験と優れた技能及び活動実績にて認定される「全技連マイスター」のどちらにも認定された初めての杜氏です。
麹、土作りや米作り、そして人作り、すべてに哲学とこだわりを持っているからこそ、心に響く酒を提供できる…彼の存在こそが妙高酒造の酒造りの柱となっています。
気品のある酒、その第一条件は麹
妙高酒造のモットーは「気品のある酒」。杜氏の一番大切にしていることは、凛とした雰囲気、気品ただよう酒であることです。
その気品のための第一条件は「麹」が握っています。平田杜氏曰く、「自分のような酒造り農家の者にとっては、親族みたいなもの」と語る「麹」。酒造りの決め手であり、味の根幹となるだけに妥協を許さず、こだわりを持っている要素のひとつです。
「米」「水」「麹」、それを生かす「自社活性培養酵母」
越淡麗・五百万石等の酒造好適米を中心に上質な新潟県産米を主に使用した「米」。
妙高山の伏流水を使用し、酒を口に含んだときのほのかな甘味を生み出す「水」。
前述した杜氏が自身の親族のように愛情とこだわりを持った「麹」。
それらの要素に加え、酵母は「自社活性培養酵母」使用することで、うまみのある飽きのこない酒を作り出しています。
杜氏曰く、「自社活性培養酵母」はヤンチャ坊主のようなもの。元気が良くて、非常に成長力も旺盛なだけに扱いは難しいが、理想の酒作りには欠かせないものとなっています。
妙高酒造では自社活性培養酵母を1つの酒母に2種類使う「二段酵母仕込」をおこなうことで、お客様の口に入った時に“うまい!”という言葉を引き出すことを目指しているのです。
目指すは「妙高酒造ならでは」の酒だが・・・
杜氏が目指しているのはもちろん「妙高酒造ならではの酒」です。
しかし、それだけではありません。単に淡麗辛口・新潟らしい酒ではなく、気品がありつつ飲み飽きしない酒を目指しています。
「吟醸酒でありながら、ふくらみも酸味もほどよく備えた、後味にキレのある酒」。ちょっと贅沢過ぎる…とつぶやきつつも、その目は真剣。貪欲に理想を追い求めるからこそ、貪欲に真摯に酒造りに向き合っています。
妙高酒造のアクセスと駐車場
JR信越本線「高田駅」より車で約10分
JR信越本線「高田駅」より車で約10分
上信越自動車道「上越高田IC」より車で約10分
【駐車場】
普通車/10台(無料)
妙高酒造の住所と電話番号
妙高酒造株式会社
〒943-0841
新潟県上越市南本町2丁目7−47
妙高酒造の見学
※酒蔵見学は事前にご相談ください
営業時間:8時15分~17時
定休日:土曜日、日曜日、祝祭日