尾畑酒造 新潟県佐渡市
尾畑酒造の概要
尾畑酒造株式会社は、新潟県佐渡市の酒蔵です。
代表的な銘柄は『真野鶴』です。
尾畑酒造の歴史
尾畑酒造は1892年(明治二十五年)、佐渡島は旧・真野町で尾畑与三作(よそさく)によって創業され、128年に渡り手造りによるクラフトスタイルの酒を醸してまいりました。
酒造りのモットーは、「四宝和醸(しほうわじょう)」。
これは、酒造りの三大要素と言われる「米」「水」「人」に、酒の生産地である「佐渡」を加え、四つの宝の和をもって醸す意味合いを持っており、当社の家紋・四つ目もそれを象徴しています。
朱鷺の舞う島で
持続可能な酒造り
真野鶴を育む佐渡島は、歴史、自然、文化の多様性に富み、「日本の縮図」と言われます。
島には絶滅危惧種の朱鷺が舞い、米農家の皆さんはこの環境を守るため、低農薬低化学肥料など、佐渡市による「朱鷺が暮らす郷づくり認証米」制度に則って栽培した米をはじめ、環境配慮型の農業に取り組んでいます。
弊社で使用する米は、佐渡産の酒造好適米「五百万石」、そして新潟限定栽培酒米「越淡麗」などを中心に使用。佐渡相田ライスファーミングによる「朱鷺と暮らす郷づくり認証米」制度に則り、かつ「牡蠣殻農法」(水田に引く用水を牡蠣殻に通すことで微生物の力を引き出す農法)を用いた減農薬・減化学肥料による酒米「越淡麗」や、農家の長原氏・田中氏・本間氏による佐渡島唯一の山田錦など、佐渡ならではの酒米から個性溢れる日本酒を醸しています。
水は、島の南北に連なる二つの山脈の雪解け水が地中深く染み込んだ後、自然のろ過により麓に湧き出す清冽を極めた軟水で、その水質は淡麗で柔らかな酒を醸すのに最適です。
小さな蔵の手造りの酒が
世界各国の栄誉に輝く
現在の杜氏である工藤賢也(1971年生まれ)は、前杜氏・松井万穂より全国トップクラスの技術を継承、蔵人たちは島内でも唯一の冬期間無休の蔵人泊まり込みによる早朝仕込みを実践しています。手造りの伝統に新しい技術を融合することにより、さらなる品質の向上と皆さまにより楽しんで頂ける味わいを生み出すべく研鑽を続けています。
これらの姿勢と努力により、真野鶴は全国新酒鑑評会(日本)、International Wine Challenge(イギリス)、Kura Master(フランス)、Milano Sake Challenge(イタリア)など数々の鑑評会で金メダルを頂いています。
尾畑酒造のアクセスと駐車場
両津港および小木港より車で約30分。
バスは真野新町停留所で 下車し、徒歩約5分。
タクシーを御利用の方へ
おけさ観光タクシー TEL 0259-57-2425
【駐車場】
乗用車:20台 大型バス:25台
尾畑酒造の住所と電話番号
尾畑酒造の見学
現在受け付けておりません